現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋し各社の「売上高利益率（ROS）」を調査しています。
売上高利益率について、何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。
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財務分析は企業の健康診断です。財務分析をするとその会社の健康状態が分かります。
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今回は佐賀県です。
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〈佐賀県〉
アイ・ケイ・ケイ株式会社（東証一部）
https://www.ikk-grp.jp/index.html
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１９９５年、設立。
主な事業内容は、婚礼事業、介護事業となっています。
子会社２社により構成。
従業員は８２６名となっています。
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さて、この会社の「売上高利益率」はいくつでしょうか？
EDINETによれば、第２４期（令和元年１０月期）の経常利益は１９億５千万円、売上高は２０１億８千万円となっています。
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売上高利益率＝１９億５千万円／２０１億８千万円＝９．６％
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【　staff comment ～この会社のいいところ～　】
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こちらの会社の雇用状況のうち新卒の雇用状況は、男女比およそ２：８で、
全従業員の約３分の２は女性とホームページに記載されているように、女性が活躍されている職場となっています。
長期的に女性に働いてほしいという思いから、さまざまな制度を設け取り組まれています。
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そのうちの一つに、育児支援制度があります。
内容は、勤務時間の短縮（小学校入学まで、小学校４年生までと詳細あり）、託児所手当、結婚出産で一旦退職しても復職できるカムバック制度、出産祝い金となっています。
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結婚出産を機にやむを得ず退職したけれど「辞めなければよかった」という声は自分の周りも含め多いようです。
その会社にカムバック制度があれば…と悔やんでしまうくらい良い制度だなぁという印象を持ちました。
「こういった制度がありますよ～！」と大きな声で言ってくれる会社がどんどん増えるといいですね。
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また、休暇支援制度にもたくさん種類があり、最長１６日間の連続休暇が取得できるリフレッシュ休暇、誕生日など記念日に取得できるアニバーサリー休暇、家族の運動会などで取得できるファミリー休暇、感性を磨き自分を高めるために使えるアイデア休暇があります。
まだまだ有給はとりにくいイメージですが、こういった前向きな名前のついた有給は取得しやすい印象です。
「アニバーサリー休暇は何されてたんですか？」なんて次の日の会話も楽しそうです。
そして、なんとこちらの会社の有給休暇取得率は、２０１２年５１％から２０１９年７２．９％に２０％も増加しています。
制度が活かされているということですね。

（staff／teratani）
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次回は長崎県です。
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宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
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これまで「売上高利益率（ROS）」の調査で縦断した都道府県（４０／４７都道府県）
⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県
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「ROA（総資産利益率）」に関しましては、４７都道府県めぐり調査・財務分析を完了しております。
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