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ROS、No25 オプテックスグループ(滋賀県大津市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋し各社の「売上高利益率(ROS)」を調査しています。
売上高利益率について、何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。
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今回は滋賀県です。
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〈滋賀県〉
オプテックスグループ(東証一部)
https://www.optexgroup.co.jp/
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1979年、自動ドア用センサ、防犯用センサの開発・販売を目的とし創業。
主な事業内容は、各種センサの開発・設計並びに製造販売です。
最近では新コロナウイルス感染対策として、店舗入り口を通過する際に人をセンサで感知し、自動で体温を計測、マスク着用を確認する装置をよく目にすると思いますが、そういった装置もこちらの企業が開発されているセンサの1つです。
またこちらのグループは、子会社37社(国内11社、海外26社)と関連会社1社で構成されています。
従業員は35名、連結会社合計の従業員数は1,775名となっています。
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さて、この会社の「売上高利益率」はいくつでしょうか?
EDINETによれば、第41期(令和元年12月期)の経常利益は28億7千万円、売上高は375億1千万円となっています。
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売上高利益率=28億7千万円/375億1千万円=7.6%
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こちらのグループ会社では、新入社員の育成や多様な働き方支援など人材活用の取り組みが行われています。
その中の1つの取り組みに「ピットイン(リフレッシュ)休暇制度」がありました。
リフレッシュ休暇、時折、耳にする休暇制度の名前ですね。
勤続5年ごとに勤続年数に応じた報奨金と連続休暇が付与され、次の5年に向けてリフレッシュしてもらう制度だそうです。
5年に1度をもうすこし短いスパンにして欲しいという希望はみんな持っているかもしれませんが、勤続年数や休暇の日数にこだわらず、有給以外に「いつもお疲れ様、リフレッシュしておいで」と言ってもらえるのは嬉しいですよね。
また、休暇をとってリフレッシュできる本人にとってもいいことですし、まわりで働かれる方々も休暇をとっている人がいる間は業務をカバーし合うことができるため、個人の能力やチームワークの向上の相乗効果があるのではないでしょうか。
(staff/teratani)
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次回は奈良県です。
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宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
これまで「売上高利益率」の調査で縦断した都道府県(24/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
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「ROA(総資産利益率)」に関しましては、47都道府県めぐり調査・分析を完了しております。
よろしければ過去のブログをご覧ください。

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