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No47 沖縄セルラー電話(沖縄県那覇市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋しROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は沖縄県です。

〈沖縄県〉
沖縄セルラー電話(東証JASDAQスタンダード)
https://www.au.com/okinawa_cellular/

1991年設立。
こちらの会社設立には、本土と沖縄の経済人が沖縄振興に協力していくことを目的とし1990年に発足した「沖縄懇話会」で、携帯電話会社を沖縄で設立することが決まったという背景があるそうです。そして、KDDIをはじめ有力企業の出資により設立されたそうです。
関連子会社3社と、親会社1社(KDDI)により構成。
従業員は363名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第28期(平成31年2月期)の当期純利益は(税引後)95億円、総資産は981億円となっています。

ROA=95億円/981億円=9.6%

沖縄のために設立された会社なので、経営理念にも
「沖縄の経済に発展すること」「県民から親しみと尊敬に値する企業になること」
という言葉が出てきます。

また、社会貢献として「離島ケータイ奨学金」という取り組みを続けているそうです。
その内容は、沖縄県内の離島で「15の春」を迎える生徒(高校への進学を機に親元や出身離島を離れ進学する生徒に)を対象として、高校在学の3年間スマートフォンの端末の無償提供、通話通信料の免除となっています。
2015年からスタートした制度は2020年4月で6期目で合計220名の生徒に交付されてきたそうです。
沖縄ならではの取り組み、地域貢献、これからも沖縄のために続けていってほしいです。
(staff/teratani)

今回の沖縄でROA(総資産利益率)の調査、日本縦断47都道府県ゴールしました。
読んでくださり、ありがとうございました。

次回は実際にどこかの企業を選び、過去の財務諸表を使ってROAを分析します。
他社の過去の分析であり、ほんの一部の分析ではありますが、弊社にご依頼いただくとどんな風に経営の状況を分析してもらえるのか?といった経営者様のご不明点の参考になればと思っております。
次回からも弊所のグログの閲覧、宜しくお願い致します。

宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
これまでROA(総資産利益率)の調査で縦断した都道府県(46/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県


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