現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋しROA（総資産利益率）を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は高知県です。

〈高知県〉
技研製作所（東証一部）
https://www.giken.com/ja/

１９６７年、創業。土木事業を開始し、無公害産業機械及び工法の研究に着手。
１９７５年、世界初の無公害杭圧入引抜機「サイレントパイラー」第１号機が完成。
現在も無公害工法・産業機械の研究開発や製造販売をされ、また建設業全般に関するコンサルタント事業も行われています。
連結子会社９社、非連結子会社４社で構成されています。
連結会社には、日本以外にオランダ、ドイツ、アメリカ、シンガポール、オーストラリアなどの会社があります。
従業員は５９７名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか？
EDINETによれば、第３８期（令和元年８月期）の当期純利益は（税引後）４５億円、総資産は５１４億円となっています。

ROA＝４５億円／５１４億円＝８．７％

下記、売上高研究開発費比率を調べてみました。
第３７期　…　研究開発費　８２７百万円、　売上高２９１億円、　売上高研究開発費比率２．８％
第３８期　…　研究開発費　８０３百万円、　売上高３２４億円、　売上高研究開発費比率２．４％

土木業や建設業の印象はあまり環境によくないといったイメージを私は持ってしまっていますが、５０年も前の創業時から公害対処企業として活動されていることを知り、また今までとはちがった建設業への見方を出来るようになりそうです。
これからも「国民の生命と財産を守り文化生活を向上させる建築工事」（ホームページより）を目指して研究開発していただきたいです。
（staff／teratani）

次回は福岡県です。

宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
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