現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋しROA（総資産利益率）を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は大阪府です。

〈大阪府〉
大和ハウス工業（東証一部）
https://www.daiwahouse.co.jp/

主な事業内容は、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、商業・事業施設等の開発・管理・運営を行っています。
１９５５年、創業。
１９５９年にプレハブ住宅の原点である「ミゼットハウス」を発売。これがこの会社の歴史を語るには欠かせないものになっているようです。
連結子会社３４０社、非連結子会社２社、持分法適用関連会社４２社、持分法非適用関連会社２社で構成。
従業員は４４，９４７名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか？
EDINETによれば、第８０期（平成３１年３月期）の当期純利益は（税引後）２４２０億円、総資産は４兆３３４０億円となっています。

ROA＝２４２０億円／４兆３３４０億円＝５．６％

セグメントは７つで、それぞれの販売実績は下記です。
１.　戸建住宅　　　　　３８１１億円
２.　賃貸住宅　　　　１兆５９６億円
３.　マンション　　　　２７９９億円
４.　住宅ストック　　　１１０３億円
５.　商業施設　　　　　６８４２億円
６.　事業施設　　　　１兆１５６億円
７.　その他　　　　　　６１２５億円
合計　　　　　４兆１４３５億円　（前年比９．２％増）

私たちのイメージではハウスメーカーという印象がありますが、戸建住宅ではなく、賃貸住宅が１位、続いて事業施設が２位という販売実績となっています。
また、大和ハウスというとテレビのコマーシャルが印象的であったりします。何人もの有名芸能人を起用し、ポップなCM、ゆったり大人なCMなど何パターンもテレビから流れてきます。あれだけのコマーシャルにかけられる広告宣伝費がいくらなのか気になるところです。
（staff／teratani）

次回は兵庫県です。

宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
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