現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋しROA（総資産利益率）を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は和歌山県です。

〈和歌山県〉
サイバーリンクス（東証一部）
https://www.cyber-l.co.jp/

共同利用型によるクラウドサービスを提供している会社。
具体的な事業内容は、食品流通業や官公庁など向けに基幹業務システムのクラウドサービスを提供する「ITクラウド事業」と、移動体通信機器の店舗販売（ドコモショップを経営、和歌山県に７店舗）を行う「モバイルネット事業」です。
始まりは１９５５年、テレビの組立・修理を目的とした「村上テレビステーション」で、現在の事業内容とは異なっており、その後、タクシーの無線などの取り扱いを始め、現在の通信事業へ至っているようです。
子会社１社で構成。
従業員は６６３名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか？
EDINETによれば、第５６期（令和元年１２月期）の当期純利益は（税引後）２億８千万円、総資産は９６億２千万円となっています。

ROA＝２億８千万円／９６億２千万円＝２．９％

こちらの会社は、流通業や官公庁、医療情報、学校教育向けのクラウドサービスを提供されています。
自治体や医療向けのサービスでは災害時などにも役立てることができるそうです。
また、私たちの業種でも様々なクラウドサービスを利用しています。
業種は違いますが、日々当たり前のように使用しているクラウドサービス。
こういった会社があることで、業務の標準化、効率化をはじめ、生活に役立っていることを改めて感じました。
（staff／teratani）

次回は京都府です。

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