No24 日本トランスシティ(三重県四日市市)
現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋しROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。
今回は三重県です。
〈三重県〉
日本トランスシティ
https://www.trancy.co.jp
1895年に日本トランスシティの前身である四日市倉庫株式会社が設立。今年で125年の歴史がある会社です。
主な事業内容は、倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業等の物流関連事業です。
子会社14社で構成。
従業員は2,295名。
さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第105期(平成31年3月期)の当期純利益は(税引後)28億円、総資産は1216億円となっています。
ROA=28億円/1216億円=2.3%
販売実績として、売上高は下記となっています。
倉庫業 39,799百万円
港湾運送業 21,895百万円
陸上運送業 19,173百万円
国際複合輸送業 18,212百万円
その他 1,014百万円
港湾業の規模が大きく売上高が1番高いのかと予想しましたが、倉庫業が港湾業の約2倍で1番高い売上高でした。
日本トランスシティの前身である会社の名前が「四日市倉庫」いうだけあって倉庫業を主とされているのでしょうか。
倉庫業では危険物、医薬品、化粧品、冷蔵・冷凍品など、港湾業では石炭、チタン鉱石、菜種、トウモロコシ、完成自動車など、多岐にわたり取り扱われているため、それぞれに適した保管方法または取り扱い方法が必要となるそうです。
それらを125年も適切に管理し続け、そのノウハウを培ってきた会社。きっとすごい会社なんだろうなと思います。
(staff/teratani)
次回は滋賀県です。
宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
これまで縦断した都道府県(23/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県