現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋し、ROA（総資産利益率）を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は千葉県です。

〈千葉県〉
オリエンタルランド
http://www.olc.co.jp/ja/index.html

昭和３５年に千葉県浦安沖の海面を埋め立て、レジャー施設の建設、商業・住宅地の開発し、国民文化の・厚生・福祉に寄与することを目的として設立。
埋め立て工事から始まり、レジャー施設の計画開始、「東京ディズニーランド」のライセンス取得・建設などを含め、
昭和５８年の東京ディズニーランドの開業までに２３年もかかっています。大規模であり、また夢のある開発だったんでしょうね。
従業員は６，００７名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか？
EDINETによれば、第５９期（平成３１年３月期）の当期純利益（税引後は）９０２億円、総資産は１兆５１４億円となっています。

ROA＝９０２億円／１兆５１４億円＝８．５％

オリエンタルランドは連結子会社１４社、関連会社５社、その他の関係会社１社で構成され、テーマパークの他、ホテル、モノレール、イクスピアリ（複合商業施設）の経営を行っています。
その内の１番高い販売実績があるテーマパークの内訳を見てみると、アトラクション・ショー収入２０１，６５８百万円、商品販売収入１５２，４２６百万円、飲食販売収入７６，３４５百万円、その他収入７，０６６百万円です。
商品販売収入が飲食販売収入の２倍もあり、またアトラクション・ショー収入までもう少しでとどきそうな勢いです。
日本のお土産文化もそうですが、最近は友達とおそろいのグッズを購入して可愛く写真を撮りたい！などSNSなどの若い世代の影響もあるのかもしれないですね。
現在はコロナウイルスの影響で２月２９日～４月中旬（予定）まで臨時閉園となっていますが、この状況が経営にどんな影響を与えるのかと想像しただけで本当に大変です。早く終息することを願います。

次回は埼玉県です。

宜しければ、前回までのブログもご確認ください。
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