No11 ライトオン(茨城県つくば市)
現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋し
ROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。
今回は茨城県です。
〈茨城県〉
ライトオン
https://biz.right-on.co.jp/
ジーンズカジュアル衣料の小売業の会社です。設立は1980年。
1号店は東京世田谷。2号店はつくば市の将来性とジーンズカジュアル衣料店の未開拓と採算性に着目しつくば市に出店。
この店舗が成功したことにより、出店目標を首都圏から地方都市に変更したそうです。
その後全国に出店し続け、2019年8月時点では473店舗。
こうした経緯で、ショッピングモールに行けばよく目にするお店となっていったのですね。
従業員は1,040名。
さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第40期(令和元年8月期)の当期純利益(税引後は)▲61億4千万円、総資産は466億円となっています。
ROA=▲61億4千万円/466億円=▲13.1%
この数字だけを見てみると、とても苦戦されているようにかんじます。
最近はファストファッションであるユニクロ、GUほかアパレル店からオリジナルのデニムがたくさん出ています。
私個人の話ではありますが、今まではライトオンで販売しているようなLEEやEDWINなど有名なジーンズブランドの信頼できるデニムが欲しい!と購入していたのですが(もちろんライトオンに足を運んだこともあります)、今はファストファッションやアパレル店オリジナルのデニムを購入することが多くなりました。ファッション雑誌などのジーンズ特集もそれらのジーンズを目にすることが多いように思います。
もしかすると、それは私だけでなくそういった世の中の流れなのかもしれません。
販売実績としましては、ボトムス25,613百万円、カットソー・ニット23,078百万円、シャツ・アウター12,146百万円、その他13,122百万円となっています。
ジーンズパンツのお店といったイメージでしたが、カットソーなどのトップスもボトムスと同じくらい販売されているのですね。
次回は千葉県です。
宜しければ、前回までのブログもご確認ください。
これまで縦断した都道府県(10/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県