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株式投資 銘柄選び No.14 コロナウィルス関連(候補)

現在、弊社では経営コンサルティングの際に多くご質問をいただく資産運用についてのブログを更新しております。

テーマは「100万円をいくらに増やせるか!」です。

証券会社選び、投資先選定の根拠、株主優待の紹介、アニュアルレポートの見方、用語解説、株価の推移、社会情勢と株価の関係などもまじえながら、実際に運用を行いそのレポートを公開しています。

 

下記のテーマごとに1つ、合計10銘柄(1銘柄10万円の予算)を購入していきます。
まず、1テーマにつきスタッフが選んだ銘柄を3つずつ紹介。
その後、社内決済で1銘柄にしぼり、購入するという流れです。

  テーマ 10種類  購入した銘柄
1  ROAを根拠に1社 朝日ネット(東証一部3834)
2  ROSを根拠に1社 新日本科学(東証一部2395)
3  PBRを根拠に1社 ヤマダホールディングス(東証一部9831)
4  PERを根拠に1社 カンダホールディングス(東証二部9059)
5  環境問題に力を入れている会社の銘柄を1社
6  テレワークに関連する銘柄を1社
7  新型コロナウィルスに関連する銘柄を1社
8  菅総理に関する銘柄を1社
9  埼玉県の会社の銘柄を1社
10  三重県の会社の銘柄を1社
番外編  決済の根拠レポートはこちら
株式投資 銘柄選び No.7 PBR根拠(決定)
東京電力HD(東証一部9501)

 

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今回からのブログは、7番目のテーマ「新型コロナウィルスに関連する会社」の銘柄選びをレポートしていきます。

 

まずスタッフが選んだ3銘柄を紹介します。

 

 

1.アゼアス [東証二部:コード3161]

こちらの会社はレポートしたことがないので、簡単に概要を説明します。
→HP:アゼアス株式会社

こちらの会社は1947年設立。
主な事業内容は、防護服・環境資機材事業、機能性建材事業、アパレル資材事業となっております。

アゼアス

※参考資料:EDINETより    

ROA ROS PBR PER
H31.4 2.8% 3.3% 0.5倍 13倍
R2.4 4.1% 4.8% 0.9倍 17倍
R3.4 7.2% 8.6% 0.9倍 9倍

 

≪選んだ理由≫

・新型コロナウィルスの感染対策として重要な防護服の需要が増え、まだ現在も感染が広がっており防護服の需要は増加すると考える。
・コロナウィルスだけでなくさまざまな感染症や放射能粉じん対策、アスベスト対策、ダイオキシン対策、化学物質・薬品対策など防護服によって社会の安全や健康を守るために欠かせないものとなっている。
・2016年4月にアゼアスデザインセンター秋田を稼働させ、防護服やマスクの脱輸入依存、国内サプライチェーン網の構築に力を入れている。

 

 

2.スクロール [東証一部:コード8005]

こちらの会社はレポートしたことがないので、簡単に概要を説明します。
→HP:株式会社スクロール

こちらの会社は1943年設立。
主な事業内容は、アパレル、雑貨、化粧品・健康食品、旅行等の通信販売事業及びEC・通信販売事業者へのソリューション事業となっています。生協向けの通信販売が主力。

スクロール

※参考資料:EDINETより    

決算 ROA ROS PBR PER
H31.3 1.5% 2.0% 0.6倍 20倍
R2.3 1.6% 3.2% 0.5倍 14倍
R3.3 10.4% 8.8% 1.4倍 7倍

 

≪選んだ理由≫

・新型コロナウィルス流行によりすごもり需要が増え増収増益。現在も感染が広がっておりまだしばらくはすごもり需要はあると考える。
・主力の生協の通信販売は生鮮食品も自宅まで配達してくれるため、共働き世帯の増加やコロナ禍で日々の買い物の回数を削減、会社帰りに買い物していた人たちがテレワークとなり買い物へわざわざ出かける手間を省くなど新生活様式における利用者の増加が見込める。

 

 

3.三越伊勢丹ホールディングス [東証一部:3099]

こちらの会社はレポートしたことがないので、簡単に概要を説明します。
→HP:株式会社三越伊勢丹ホールディングス

こちらの会社は、2007年に株式会社三越と株式会社伊勢丹が統合し設立されました。
主な事業内容は、百貨店事業、クレジット・金融・友の会業、不動産業となっています。

三越伊勢丹ホールディングス

※参考資料:EDINETより   

決算 ROA ROS PBR PER
H31.3 1.1% 2.7% 0.8倍 32倍
R2.3 -0.9% 1.8% 0.4倍
R3.3 -3.4% -2.1% 0.6倍

 

≪選んだ理由≫

・新型コロナウイルスが流行し緊急事態宣言での休業等の影響はかなり受けているが、リベンジコロナという言葉があるように感染が落ち着いたときに回復の見込みがると考える。

 

 

以上が「新型コロナウィルスに関連する会社」として選ぶ銘柄の候補に挙げた3銘柄です。

ここから社内決済で1銘柄に絞ります。

 

 

staff/teratani

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