株式投資 銘柄選び No.10 環境問題に力(候補)
現在、弊社では経営コンサルティングの際に多くご質問をいただく資産運用についてのブログを更新しております。
テーマは「100万円をいくらに増やせるか!」です。
証券会社選び、投資先選定の根拠、株主優待の紹介、アニュアルレポートの見方、用語解説、株価の推移、社会情勢と株価の関係などもまじえながら、実際に運用を行いそのレポートを公開しています。
下記のテーマごとに1つ、合計10銘柄(1銘柄10万円の予算)を購入していきます。
まず、1テーマにつきスタッフが選んだ銘柄を3つずつ紹介。
その後、社内決済で1銘柄にしぼり、購入するという流れです。
テーマ 10種類 | 購入した銘柄 | |
1 | ROAを根拠に1社 | 朝日ネット(東証一部3834) |
2 | ROSを根拠に1社 | 新日本科学(東証一部2395) |
3 | PBRを根拠に1社 | ヤマダホールディングス(東証一部9831) |
4 | PERを根拠に1社 | カンダホールディングス(東証二部9059) |
5 | 環境問題に力を入れている会社の銘柄を1社 | |
6 | テレワークに関連する銘柄を1社 | |
7 | 新型コロナに関する銘柄を1社 | |
8 | 菅総理に関する銘柄を1社 | |
9 | 埼玉県の会社の銘柄を1社 | |
10 | 三重県の会社の銘柄を1社 | |
番外編 | 決済の根拠レポートはこちら ⇒株式投資 銘柄選び No.7 PBR根拠(決定) |
東京電力HD(東証一部9501) |
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今回からのブログは、5番目のテーマ「環境問題に力を入れている会社」の銘柄選びをレポートしていきます。
まずスタッフが選んだ3銘柄を紹介します。
1.静岡ガス(コード:9543)[東証一部]
こちらの会社は弊社がレポートした「日本縦断 ROA分析」で登場した会社です。
会社についての詳細はこちらをご覧ください。 → 静岡ガス「日本縦断 ROA分析」ブログ
静岡ガス ※参考資料:EDINETより |
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決算 | ROA | ROS | PBR | PER |
H30.12 | 2.9% | 3.9% | 0.8倍 | 19倍 |
R1.12 | 4.8% | 6.0% | 0.8倍 | 13倍 |
R2.12 | 3.1% | 6.1% | 0.9倍 | 21倍 |
≪選んだ理由≫
・環境への取り組み ⇒ HP
・SDGsへの取り組み ⇒ HP
・令和3年8月5日には「2050年カーボンニュートラルビジョン」の策定を発表。 ⇒ HP
・令和2年9月には伊豆半島ジオパークと長期パートナーシップ協定を結び地域の活性化や、環境教育を行うなど地域創生にも力を入れている。
2.ダイセキ環境ソリューション(コード:1712)[東証一部]
こちらの会社はレポートしたことがないので、簡単に概要を説明します。
→HP:株式会社ダイセキ環境ソリューション
こちらの会社は1996年設立。
汚染土壌の調査・処理事業、廃石膏ボードリサイクル事業及び環境分析事業を主な事業としています。
ダイセキ環境ソリューション ※参考資料:EDINETより |
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決算 | ROA | ROS | PBR | PER |
H31.2 | 2.6% | 6.4% | 0.9倍 | 19倍 |
R2.2 | 3.1% | 9.2% | 1.2倍 | 21倍 |
R3.2 | 3.2% | 8.3% | 1.0倍 | 20倍 |
≪選んだ理由≫
・R3.2月期は増収増益。
・環境・社会報告書を1年に1回発行している。難しい内容の報告書ではなく専門知識がなくても読みやすくてわかりやすいように書かれていることに好感をもてる。⇒HPより
3.秋川牧園(コード:1380)[JASDAQ]
こちらの会社は弊社がレポートした「日本縦断 ROA分析」で登場した会社です。
会社についての詳細はこちらをご覧ください。 → 秋川牧園「日本縦断 ROA分析」ブログ
秋川牧園
※参考資料:EDINETより |
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決算 | ROA | ROS | PBR | PER |
H31.3 | 2.7% | 2.3% | 2.2倍 | 27倍 |
R2.3 | 1.4% | 2.1% | 1.8倍 | 43倍 |
R3.3 | 3.2% | 4.5% | 2.7倍 | 30倍 |
≪選んだ理由≫
・R3.3月期は、増収増益。
・地域循環型、一貫生産体制(餌も肥料も農園から生産されたものを使用、加工も自社)という創業から90年変わらぬ理念を掲げ、積極的に取り組まれているため。
・持続可能な社会を目指してきた秋川牧園にとってSDGsは親和性の高い考え方であり、新たな価値創造としてSDGsの概念を積極的に取り入れ新たな課題に取り組むとEDINETに書かれており、これからの持続可能な社会・農業のお手本となると考えられるため。
以上が「環境問題に力を入れている会社」として選ぶ銘柄の候補に挙げた3銘柄です。
ここから社内決済で1銘柄に絞ります。
次回のブログは、「購入銘柄決定」をレポートします。
staff/teratani
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