損益分岐点分析③
損益分岐点分析を応用することで、目標利益を達成するために必要な売上高を知ることができます。
この分析は非常に有用です。
営業の現場で目標売上高を設定して会社は多いですが、企業経営で重要なのは売上より利益です。
目標に設定している売上高で、果たして会社が希望している利益を達成できるのかを知ることができます。
損益分岐点売上高を求める算式はこちらでした。
損益分岐点売上高=固定費/貢献利益率
この算式を次の様に加工することで、目標利益を達成するのに必要な売上高を求められます。
必要売上高=(固定費+目標利益)/貢献利益率
損益分岐点分析を実施し、損益分岐点売上高だけでなく、目標利益を達成するために必要な売上高まで把握して企業経営を行うことが有用です。
株式会社BPCブレイン
代表取締役/経営コンサルタント 飯塚智治