現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら１県１社を抜粋し、ROA（総資産利益率）を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか…調査中です。

今回は岩手県です。

〈岩手県〉
岩手日報社（岩手県盛岡市）
https://www.iwate-np.co.jp/

創刊は１８７６年。岩手県で初めての新聞として「巌手新聞誌」が発行される。
その後経営者の交代を経て、１８９７年に「巌手日報」が誕生。
明治時代から１４４年も続いている新聞社ということになります。すごいです。
従業員は３４４名となっています。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか？
EDINETによれば、第８１期（平成３１年３月期）の当期純利益（税引後は）７千８百万円、総資産は１１１億円となっています。

ROA＝７千８百万円／１１１億円＝０．７％

幅広い世代での活字離れもあり、デジタル版やアプリなど取り入れ課題解決に向けて取り組んでいる印象です。

非上場だけど有価証券報告書を開示しているわけですね。
金融商品取引法の何かかが該当しているのだと思いますが、開示されていると分かりやすくてとてもいいと思いました。
金商法で開示義務がない中小企業でも、有価証券報告書のフォームで会社の経営状況を毎年まとめておくのは、自社の実態把握に有効なのではないでしょうか。

次回は山形県です。

宜しければ、前回までのブログもご確認ください。
これまで縦断した都道府県（３／４７都道府県）　⇒北海道、青森県、秋田県