現在、弊社では経営コンサルティングの際に多くご質問をいただく資産運用についてのブログを更新しております。

テーマは「１００万円をいくらに増やせるか」です。

証券会社選び、投資先選定の根拠、株主優待の紹介、アニュアルレポートの見方、用語解説、株価の推移、社会情勢と株価の関係などもまじえながら、実際に運用を行いそのレポートを公開しています。

 

下記のテーマごとに１つ、合計１０銘柄（１銘柄１０万円の予算）を購入していきます。
まず、１テーマにつきスタッフが選んだ銘柄を３つずつ紹介。
その後、社内決済で１銘柄にしぼり、購入するという流れです。

テーマ　１０種類		購入した銘柄
1	ROAを根拠に１社	朝日ネット（東証一部３８３４）
2	ROSを根拠に１社	新日本科学（東証一部２３９５）
3	PBRを根拠に１社	ﾔﾏﾀﾞﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ（東証一部９８３１）
4	PERを根拠に１社	ｶﾝﾀﾞﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ（東証二部９０５９）
5	環境問題に力を入れている会社の銘柄を１社	秋川牧園（JASDAQ１３８０）
6	テレワークに関連する銘柄を１社	ＪＴＰ（JASDAQ２４８８）
7	新型コロナに関連する銘柄を１社	スクロール（東証一部８００５）
8	菅総理に関する銘柄を１社	富士製薬工業（東証一部４５５４）
9	埼玉県の会社の銘柄を１社
10	三重県の会社の銘柄を１社
番外編	決済の根拠レポートはこちら ⇒株式投資　銘柄選び　No.7　PBR根拠（決定）	東京電力HD（東証一部９５０１）

 

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今回のブログでは、９番目のテーマ「埼玉県の会社」の銘柄としてスタッフが選んだ３つから社内決済で絞った銘柄を１つ発表します。

 

まずスタッフが選んだ３銘柄は下記です。

①　前澤工業　　　　　（コード６４８９）
②　フコク　　　　　　（コード５１８５）
③　ゴルフ・ドゥ　　　（コード３０３２）

この中から購入する１銘柄は下記となりました。

 

 

≪　社内決済　結果　≫

 

銘柄　：　②フコク　［東証一部　コード５１８５］　　→　HP

 

 

≪　社内決済　分析　≫

 

＜　前澤工業　＞

PER　8.4倍　低い

PBR　0.72倍　低い

利回り　2.43％　やや低い

自己資本比率　58.1％　高い

時価総額　176億円　小型株

決算　2020.5月期、2021.5月期、2022.5月期予想　売上横ばい、利益は減収予想

株価　コロナ前株価　2020年1月400円、2021.5月600円 、2021.9月800円

従業員数　約700名

会社HP

製品情報・ソリューション
バルブ・制水扉
上水処理設備
下水処理設備
産業用水処理設備
バイオガスプラント
地下水汚染浄化設備

開示

2021.5期

公共投資は底堅く推移しているものの、企業間競争の激化や原材料費等の高騰、新型コロナウイルス感染症による営業活動の制限もあり、厳しい環境が続きました。

2022.5期

当社グループの主要事業である上下水道事業においては、少子高齢化に伴う人口減少による収入不足、技術者不足や高度成長期に整備された施設・設備の老朽化対策等、多くの課題を抱えております。これらの課題への取り組みに加え、地震等の自然災害に対する防災・減災、エネルギー問題への対応等、当社グループが果たすべき役割は一層高まっていくものと思われます。

所見

減収予想なのに9月に入ってから株価が急上昇している。減収予想なのに9月だけで株価が10％以上上がっているののは説明つかないので見送りとする。

 

 

＜　フコク　＞

PER　7.5倍　低い

PBR　0.58倍　低い

利回り　4.08％　高い

自己資本比率　48.8％　高い

時価総額　194億円　小型株

決算　2020.3月期、2021.3月期、2022.3月期予想　売上は横ばい、利益は大幅増益

株価　コロナ前株価　2020年1月700円、2021.3月800円、2021.9月1100円

従業員数　約1200名

会社HP　製品情報

・ワイパー製品
・シール製品
・防振製品
・超音波応用製品
・細胞培養関連製品
・OA関連製品
・その他製品

開示

2021.3月期

当社グループの主要顧客先である自動車産業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に生産が落ち込みましたが、米国、中国の自動車販売の復調等により、昨年後半から受注が回復してきました。

2022.3月期

当社グループの主要顧客先である自動車産業は、米国、中国における自動車販売が引き続き好調なこと等により、当社グループの受注も前回予想を上回ることが予想されます。

所見

9月に入ってから株価が急上昇している。10％以上上がっている。

トヨタ自動車は40万台の減産を発表した8/20頃株価が約10％下落したが、その後１ヶ月くらいかけてその分の下落幅は、取り戻している。フコクもトヨタの株価の動きととても似ていて、8/20頃株価が約10％して、その後１ヶ月くらいかけてその分の下落幅を取り戻している。ただ、あのトヨタショックをみて、買いに入るのは難しい。

大幅増益増配予想なので今からでも買いと判断した。

 

＜　ゴルフ・ドゥ　＞

PER　7.4倍　低い

PBR　2.03倍　高い

利回り　-％

自己資本比率　20.3％　低い

時価総額　12.3億円　小型株

決算　2020.3月期、2021.3月期、2022.3月期予想　増収増益

株価　コロナ前株価　2020年1月300円 、2021.3月450円 、2021.9月470円

従業員数　約100名

会社HP　事業紹介

・ゴルフクラブの買取
・ゴルフクラブの販売
・関連用品の販売
・ＮＥＴ通販
・レッスン事業
・リペア事業

開示　

2021.3月期

当社グループでは緊急事態宣言下の４月に全事業が大きな打撃を受け、単月の業績は過去最大の落ち込みとなりましたが、逆に６月以降は過去に例を見ない好業績が続き、最終的に当連結会計年度は過去最高益となりました。

2022.3月期

サスティナブルとの親和性が高いリユース市場には追い風になるものと思われます。ゴルフ用品市場においては、３密回避レジャーとしてのゴルフ人気

所見

無配銘柄で、かつ、業種的に爆上げはないのかなと思うので、見送りとする。

 

 

以上が社内決済の分析です。

 

次回のブログは、今回購入銘柄に決定したフコクの株をSBI証券から購入するレポートです。
是非、ご覧ください。

 

staff／teratani

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