株式投資 銘柄選び No.5 ROS根拠(決定)
現在、弊社では経営コンサルティングの際に多くご質問をいただく資産運用についてのブログを更新しております。
テーマは「100万円をいくらに増やせるか」です。
証券会社選び、投資先選定の根拠、株主優待の紹介、アニュアルレポートの見方、用語解説、株価の推移、社会情勢と株価の関係などもまじえながら、実際に運用を行いそのレポートを公開しています。
下記のテーマごとに1つ、合計10銘柄(1銘柄10万円の予算)を購入していきます。
まず、1テーマにつきスタッフが選んだ銘柄を3つずつ紹介。
その後、社内決済で1銘柄にしぼり、購入するという流れです。
テーマ 10種類 | 購入した銘柄 | |
1 | ROAを根拠に1社 | 朝日ネット(東証一部3834) |
2 | ROSを根拠に1社 | |
3 | PBRを根拠に1社 | |
4 | PERを根拠に1社 | |
5 | 環境問題に力を入れている会社の銘柄を1社 | |
6 | テレワークに関連する銘柄を1社 | |
7 | 新型コロナに関する銘柄を1社 | |
8 | 菅総理に関する銘柄を1社 | |
9 | 埼玉県の会社の銘柄を1社 | |
10 | 三重県の会社の銘柄を1社 |
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前回のブログでは、2番目のテーマ「ROSを根拠」にしスタッフが選んだ3つの銘柄を紹介しました。
今日はその3つから社内決済で絞った銘柄を1つ(購入する銘柄)発表します。
まずスタッフが選んだ3銘柄は下記です。
① 新日本科学 (コード2395)
② ナガオカ (コード6239)
③ ファーストロジック(コード6037)
この中から購入する1銘柄は下記となりました。
≪ 社内決済 結果 ≫
銘柄 : ①新日本科学 [東証一部 コード2395] →HP:株式会社新日本科学(snbl.co.jp)
根拠 :
・コロナ禍を1年経たR3.3月期でもコロナ前のR2.3月期と比べて増益である。
・上記3社の中で1番ROSが高い。
・令和3年8月4日に開示された1Q でも増益である。
売上高前年1Q比4%減(3,041,254千円÷3,173,472千円)
当期純利益前年1Q比283%増(1,826,541円÷643,360円)
・自己資本比率 直近3年間40%で安定している。
・大手製薬企業との創薬段階における包括的研究受託契約が順調に推移していて、第1四半期としては過去最高を記録している。
・地熱発電事業も手掛けている。
2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーは成長分野である。
カーボンニュートラルとは ⇒ 環境省「脱炭素ポータル」HPより
再生可能エネルギーとは ⇒ 経済産業省 資源エネルギー庁 HPより
・R3.3月期の好決算、コロナ禍における金融緩和の影響を受けて株価チャートは昨年来高値水準にあるが、PER10倍程度なのまだ上昇余地はあると考えている。
≪ 社内決済 分析 ≫
②ナガオカ
・令和3年5月14日に開示された第3四半期報告書の数字は、やや減収減益になっている。
・<営業成績の状況>に「当社グループを取り巻く事業環境については、新型コロナウィルス感染症の影響による企業の設備投資意欲の減退や経済活動の制約の影響により厳しい状況となっております」との記載がありネガティブに感じられる。
③ファーストロジック
・令和3年6月14日に開示された、第3四半期の四半期報告書の数字は、やや減益になっている。
・業界的に、スルガ銀行のかぼちゃの馬車事件以降、不動産投資に銀行の融資が付きにくい状況が続いており、業界的にしばらく停滞する可能性がある。
以上が社内決済の分析です。
次回のブログは、今回購入銘柄に決定した新日本科学の株をSBI証券から購入するレポートです。
是非、ご覧ください。
staff/teratani
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