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No36 大倉工業(香川県丸亀市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋しROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は香川県です。

〈香川県〉
大倉工業(東証一部)
https://www.okr-ind.co.jp/

1947年、木材業を主体とした四国住宅を高松市に設立。
その後、1955年、ポリエチレン加工業に進出するため丸亀市に工場を建設、そして大倉工業に商号を変更。
現在の事業内容は、主にポリエチレン、ポリプロピレンの各種製品、加工合板、パーティクルボードの製造販売です。
さらにホテル経営、建築販売、不動産の賃貸業も行われています。
子会社14社、関連会社5社で構成。
従業員は2,025名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第100期(令和元年12月期)の当期純利益は(税引後)29億円、総資産は834億円となっています。

ROA=29億円/834億円=3.4%

一体どんな製品を製造されているのかホームページ調べてみました。
ごみ袋をはじめ、梱包用フィルム、自動車関連フィルム、液晶ディスプレイ用フィルムなど様々な分野で必要とされている製品でした。
私たちの生活の身近なものですと、食品トレイ用のラップです。スーパーなどで肉や魚を販売する時に使用されているものです。
積み重ねても破れないよう強度を高めたり、鮮度を保つ必要があります。
また、農業用のビニールハウスのフィルムもあります。こちらは悪天候でも耐えられる強度のあるものや保温性があるものでないといけません。
それらを可能にするために、積極的に研究開発が行われている会社という印象を受けました。

従業員の平均年齢は38.8歳、平均勤続年数15.7年となっています。
これらの数字から、新卒等で入社後ずっと勤務される方が多い会社ではないでしょうか。

(staff/teratani)

次回は徳島県です。

宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
これまで縦断した都道府県(35/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県


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