No35 秋川牧園(山口県山口市)
現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋しROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。
今回は山口県です。
〈山口県〉
秋川牧園(東証JASDAQスタンダード)
https://www.akikawabokuen.com/
1979年、無農薬無投薬の健康安全な自然食品の製造・販売の目的で設立され、健康鶏卵の製造販売を開始。
続いて、健康牛乳の販売を開始。
現在も農薬・化学肥料・化学添加物に頼らない安全な食肉、鶏卵、牛乳、一般食品等に関する事業活動を展開しています。
連結子会社6社と構成。
従業員は269名。
さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第40期(平成31年3月期)の当期純利益は(税引後)1億3千万円、総資産は51億円となっています。
ROA=1億3千万円/51億円=2.5%
こちらの会社では、固定資産売却益、固定資産売却損に「機械装置及び運搬具」以外に「その他(動物)」という項目が出てきています。
牛、馬、綿羊、豚、かんきつ樹、りんご樹などは固定資産として登録し減価償却することが可能です。耐用年数もそれぞれ設定されています。
動物や樹木が固定資産だということは何となく不思議ですね。
でもよく考えれば、会社のために働いてくれるもの、それは機械であろうと動物であろうと大切なもの。
資産なのは当たり前なのかもしれないですね。
下記、国税庁の「第4款 生物の償却」ページです。参考にしてみてください。
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/hojin/07/07_06_04.htm
(staff/teratani)
次回は香川県です。
宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
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