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No7 会津鉄道(福島県会津若松市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋し、ROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は福島県です。

〈福島県〉
会津鉄道
http://www.aizutetsudo.jp/

旅客及び貨物運輸業。
福島県と会津地方17市町村ならびに団体、企業、個人の趣旨委によって設立された第3セクター方式の会社です。
営業区間は会津若松市から会津高原尾瀬口間の57.4km。
従業員は67名です。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第33期(平成31年3月期)の当期純利益(税引後は)350万円、総資産は5億円となっています。

ROA=350万円/5億円=0.7%

開業以来、経常損失を計上しているとのこと。
マイカーの普及、少子化や人口減少で輸送人員の増加が難しいため、観光業または他の事業への取り組みを進めているようです。
平成29年には東武鉄道の新型特急「リバティ会津」が会津田島へ乗り入れはじめた為、それに合わせて会津田島から会津若松間で「リレー号」の運転を開始。
首都圏からのアクセスがよくなったそうなので、会津鉄道の旅、してみたいです。

会津たかつえスキー場に行ったときに乗ったことがありますが、第3セクター方式の鉄道とは知りませんでした。
東武鉄道のスノーパル23:55と連結していたのが会津鉄道だったという記憶です。
スノーパルは今もあるのかと気になりネット検索してみたら、今もスノーパル23:55の名前で運行していました。

鉄道会社は、都道府県民税である事業税の計算過程で、都道府県ごとの按分に線路の長さを使う特殊な会社です。

次回は新潟県です。

宜しければ、前回までのブログもご確認ください。
これまで縦断した都道府県(6/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県


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