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No5 日東ベスト(山形県寒河江市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋し、ROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は山形県です。

〈山形県〉
日東ベスト
http://www.nittobest.co.jp/

冷凍食品を主とし、日配食品、缶詰、袋詰、チルド、レトルト食品の製造販売する会社です。
1937年、農産缶詰の製造を目的とした「日東食品」を横浜市に創業。
1948年には事業の順調な発展により、果物の産地である山形県の寒河江市に誘致され、寒河江工場を「日東食品製造」として設立。
山形への本店移動は1949年です。
国産のコンビーフ缶詰を開発し、コンビーフ用の空缶の製造を目的とした「東京製缶」を設立したり、
その後様々な商品を開発し会社を設立しながら、現在の「日東ベスト」になったという積極性のある会社という印象です。
従業員は1,332名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第81期(平成31年3月期)の当期純利益(税引後は)6億5千万円、総資産は407億円となっています。

ROA=6億5千円/407億円=1.6%

販売実績は、冷凍食品部門425億円、日配食品部門68億円、缶詰部門17億円、その他7億円。
冷凍食品や缶詰がどれだけ優秀かメディアでも取り上げられ、便利で美味しいと注目されているほどです。
ホームページを見てみると介護食用の冷凍食品も製造販売され、これからますます需要がありそうですね。

社是を見てみると、「我が社の目指すところは食品産業の分野において広く社会に貢献し永続と繁栄のもとに企業を構成する人々の理想を実現することにある」となっております。
やはり自社の得意分野で、社会に貢献し、働いてくれている従業員のことも考えている会社は強いのかなと感じました。

次回は宮城県です。

宜しければ、前回までのブログもご確認ください。
これまで縦断した都道府県(4/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県


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