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No33 トミタ電機(鳥取県鳥取市)

現在BPCブレインでは、日本を北から南に縦断しながら1県1社を抜粋しROA(総資産利益率)を計算しています。
何か法則のようなものがあるのか、ないのか、調査中です。

今回は鳥取県です。

〈鳥取県〉
トミタ電機(東証JASDAQスタンダード)
https://www.tomita-electric.com/

1960年、設立。
主な事業内容は、電子部品材料であるフェライトコア(磁性材料)、電子部品のコイル・トランスの製造・販売と国内不動産の賃貸事業となっています。
子会社2社で構成。
従業員は345名。

さて、この会社のROAはいくつでしょうか?
EDINETによれば、第68期(平成31年1月期)の当期純利益は(税引後)▲1億円、総資産は43億円となっています。

ROA=▲1億円/43億円=▲2.3%

従業員の平均年齢は48.3歳、平均勤続年数は23年と今まで調べてきた32都道府県の他の会社に比べ高めで、ベテランの会社といった印象です。

また、一体何を製造されているのだろうとフェライトコア、コイル・トランスの製品の説明を読みましたが、私の頭ではクエスチョンマークがたくさん浮かんでしまいました。ですが、フェライトコアの代表的な最終製品は、パソコン、携帯電話、カメラ、テレビなど、またコイル・トランスの用途はテレビ、ビデオ、ガス灯油点火装置など、どちらも私たちの生活に馴染みのある製品でした。
ホームページには「1世帯のエレクトロニクス製品の中には500個以上ものフェライトが使われています。」と書かれています。
我が家にも500個!?と少し不思議な感じがしています。ふだん意識はしませんが、たくさんの電子部品によって自分の生活が支えられていることを改めて感じました。
(staff/teratani)

次回は島根県です。

宜しければ、前回までのブログも御覧ください。
これまで縦断した都道府県(32/47都道府県) ⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県


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