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飯塚式経営改善計画/第3段階/現状分析

飯塚式経営改善計画は、次の5段階で構成されています。

第1段階 経営相談
第2段階 概要把握
第3段階 現状分析
第4段階 予算作成
第5段階 モニタリング

第1段階の経営相談は問題点の洗い出し、第2段階の概要把握は会社基本情報の収集でした。

そして、いよいよ第3段階の現状分析で、決算書を使った具体的な分析を行っていきます。
これにより、会社の今の置かれている状況を把握することができます。
いわば会社の健康診断です。
われわれ人間も健康診断を受けて、体の体調を把握することで、運動をしなくてはとか、お酒を控えようとか、偏った食事はやめようとか、対策を打つことができます。また、過去の健康診断の結果をとっておいて見比べることで、あ~体重が増えたなとか、肝機能の数値が悪化してるぞ!?どうしたんだろうとか、時系列で知ることができます。

会社も人間の健康診断と考え方は同じです。
まず、自社の過去5年分の決算書を時系列で分析することで、改善した項目、悪化した項目を知ることが来ます。
次に、様々な指標(損益分岐点分析、売上高利益率、自己資本利益率など)を使って分析することで、自社はどういった特徴のある会社なのかを知ることができます。
そのうえで、自社の分析結果と、他社の分析結果を比較することで、自社の立ち位置を知ることができます。

また、決算書に加えて、資金繰りの分析、マーケットの分析もすることで、より自社の置かれている状況が理解できます。

毎年決算書を作っているのに、税務署に出して終わりにしている会社が非常に多いです。
それはとてももったいないことなので、是非会社の健康診断を受けてください。
弊社にご依頼いただければ分かり易く解説いたします。

株式会社BPCブレイン
代表取締役/経営コンサルタント 飯塚智治


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