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株式投資 銘柄選び No.2 ROA根拠(候補)

現在、弊社では経営コンサルティングの際に多くご質問をいただく資産運用についてのブログを更新しております。

テーマは「100万円をいくらに増やせるか」です。

証券会社選び、投資先選定の根拠、株主優待の紹介、アニュアルレポートの見方、用語解説、株価の推移、社会情勢と株価の関係などもまじえながら、実際に運用を行いそのレポートを公開しています。

 

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前回までのブログでは、証券会社をSBI証券で開設し、株購入のための資金を100万円振り込んだというところまでレポートしました。
今回からは購入する銘柄をレポートしていきます。
下記のテーマごとに1つ、合計10銘柄(1銘柄10万円の予算)を購入する予定です。

  テーマ 10種類  購入した銘柄
1  ROAを根拠に1社
2  ROSを根拠に1社
3  PBRを根拠に1社
4  PERを根拠に1社
5  環境問題に力を入れている会社の銘柄を1社
6  テレワークに関連する銘柄を1社
7  新型コロナに関する銘柄を1社
8  菅総理に関する銘柄を1社
9  埼玉県の会社の銘柄を1社
10  三重県の会社の銘柄を1社

 

※今後、1テーマにつきスタッフが選んだ銘柄を3つずつ紹介していきます。
その後、社内決済で1銘柄にしぼっていきます。

 

今日はテーマ1番目の「ROA(総資産利益率)を根拠」です。

ROAとは、「会社の総資産を利用して、どれだけの利益を生み出しているか」を示す数値です。

総資産を効率よく運用し、多く利益を上げられた会社はこの数値が高くなり、基本的には良い会社と判断されることが多いです。

 

まずスタッフが選んだ3銘柄を紹介します。

 

1.美濃窯業(コード:5356)[名証二部]

こちらの会社は弊社がレポートした「日本縦断 ROA分析」で登場した会社です。

会社についての詳細はこちらをご覧ください。 → 美濃窯業「日本縦断 ROA分析」ブログ

 美濃窯業

 ※参考資料:EDINETより   

決算 当期純利益 (A) 総資産 (B) ROA (A)/(B)
H29.3 557,817千円 14,247,235千円 3.9%
H30.3 773,136千円 15,628,270千円 4.9%
H31.3 1,148,448千円 17,150,975千円 6.7%
R2.3 1,025,242千円 17,322,272千円 5.9%

 

≪選んだ理由≫

・業績はほぼ右肩上がりで大きな波がない。
・ROSに関しても、H31.3月期:12%、R2.3月期:11%と高め。

 

 

2.岡山製紙(コード:3892)[JASDAQ]

こちらの会社も弊社がレポートした「日本縦断 ROA分析」で登場した会社です。

会社についての詳細はこちらをご覧ください。 → 岡山製紙「日本縦断 ROA分析」ブログ

 岡山製紙

 ※参考資料:EDINETより   

決算 当期純利益 (A) 総資産 (B) ROA (A)/(B)
H29.5 64,124千円 11,790,915千円 0.5%
H30.5 43,961千円 12,101,029千円 0.4%
R1.5 533,191千円 12,776,375千円 4.2%
R2.5 972,565千円 13,587,695千円 7.2%

 

≪選んだ理由≫

・業績はほぼ右肩上がりで大きな波がない。
・ROSに関しても、R1.5月期:8%、R2.5月期:14%と高め。
・家電や青果品、医薬品などは生活必需品でありそれらを梱包するダンボールは欠かせないため。

 

 

3.朝日ネット(コード:3834)[東証一部]

こちらの会社はレポートしたことがないので、簡単に概要を説明します。
→HP:株式会社朝日ネット (asahi-net.co.jp)

こちらの会社の前身は1988年にパソコン通信サービス「ASAHIパソコンネット」をスタートさせた株式会社朝日新聞社内のプロジェクトチームです。
現在の主な事業内容は、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)事業で、個人または法人向けにインターネット接続サービスやインターネット関連サービスを提供。
また、教育支援サービス「manaba」として、大学向けにクラウド型教育支援サービスを提供しています。

 

 朝日ネット

 ※参考資料:EDINETより   

決算 当期純利益 (A) 総資産 (B) ROA (A)/(B)
H29.3 950百万円 10,830百万円 8.8%
H30.3 577百万円 10,707百万円 5.4%
H31.3 952百万円 11,593百万円 8.2%
R2.3 1,150百万円 11,094百万円 10.4%

 

≪選んだ理由≫

・業績はほぼ右肩上がりで大きな波がない。
・ROSに関しても、H31.3月期:13.1%、R2.3月期:16%と高め。
・新型コロナウイルスの影響でリモートワーク、リモート授業などまだまだリモート事業に需要あり、教育支援サービスなど発展していく可能性があるため。

 

 

以上が「ROA(総資産利益率)を根拠」に選ぶ銘柄の候補に挙げた3銘柄です。

ここから社内決済で1銘柄にしぼります。

そちらもまたレポートします。

 

 

staff/teratani

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